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乳腺炎の対処方法|お家でできる「じゃがいも湿布」

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こんにちは。看護師の飯田です。

生後半年の赤ちゃんを子育て中のお母さんから日曜日のお昼に、「乳腺炎になってしまいました。なんとか子供に飲んでもらっているのですがいい方法はないですか」と涙声でお電話をいただいたことがありました。

母乳育児をしている人の実に「4人に1人」が一度は経験すると言われる乳腺炎、ひどくなると熱が出たり動けなくなったり、痛みで泣いてしまうお母さんもたくさんいます。

痛い→触らない→おっぱいがたまる→さらに悪化・・・とほっておけば置くほど、どんどん症状はひどくなるので、対処しなくてはいけませんね。

こんな時、ひどくなる前に試してみては?とお勧めするのが昔からのおばあちゃんの知恵袋「じゃがいも湿布」です。

先ほどの泣きながらお電話がかかって来たお母さんも、この方法で無事に回復されましたので、おかしいな?という時には生活の見直しとともに試してみてくださいね。

目次

  • 1 1.乳腺炎とは
    • 1.1 1-1.うっ滞乳腺炎
    • 1.2 1-2.細菌性乳腺炎、非細菌性乳腺炎
  • 2 2.乳腺炎の対処方法
    • 2.1 2−1.赤ちゃんに協力を頼む
    • 2.2 2-2.お母さんの生活、食事の見直し
    • 2.3 2-3.病院、助産院、おっぱいマッサージを利用する
  • 3 3.家庭でできる簡単じゃがいも湿布
    • 3.1 3-1.用意するもの(じゃがいも湿布2,3枚分)
    • 3.2 3-2.じゃがいも湿布の作り方
      • 3.2.1 3-2-1.おろし金でおろす
      • 3.2.2 3-2-2.お酢と小麦粉を合わせる
      • 3.2.3 3-2-3.湿布を作る
      • 3.2.4 3-2-4.完成
    • 3.3 3-3.じゃがいも湿布の使い方
    • 3.4 3-4.ご使用にあたっての注意
  • 4 4.まとめ
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1.乳腺炎とは

乳腺炎とは何らかの原因で乳腺に炎症が起こっている状態です。

おっぱいが熱を持って腫れてきて、その部分が赤くなったり、おっぱいを軽く絞るとどろっとした黄白色のおっぱいが出て来たり、お母さん自体に38度以上の熱が出るなど、授乳することに支障が出る状態…

ひどくなるとたいていのお母さんが「涙が出るほど痛い」と言われます。

どんな状態か見ていきましょう。

1-1.うっ滞乳腺炎

赤ちゃんのおっぱいののみが悪かったり、初めての母乳育児で、まだ乳管が狭く詰まりやすい1ヶ月ごろの赤ちゃん、母乳量が多く飲み残しなどで乳腺の流れが悪くなりおっぱいの出口を塞いで「うっ滞」することから起きる炎症です。

お出かけをしていて授乳の時間がいつも通り取れなかった時など、ちょっとした「いつもと違う」ことがきっかけでもなってしまいます。

この時は授乳を続けたり食事内容を見直すこと、休息をとることなどで自然に治ることも多い状態です。

1-2.細菌性乳腺炎、非細菌性乳腺炎

うっ滞したおっぱいの先が切れてしまったりなどのトラブルで、乳腺から菌が入り細菌感染によりおっぱい全体が腫れる状態を細菌性乳腺炎と言います。

38度以上の高熱が出ることもあり、病院で抗生物質を出してもらう、適切なマッサージを受けるなどの必要があります。

また細菌感染していなくてもうっ滞が進み、熱を出す、触るだけで痛いなどの乳腺炎になることがあります。

2.乳腺炎の対処方法

おっぱいで育てているお母さんなら誰もがなりうる「乳腺炎」どうしたらいいのでしょうか。鍵は赤ちゃんの力、そして自分自身の生活の見直しです。

2−1.赤ちゃんに協力を頼む

基本お母さんのおっぱいは「赤ちゃんがいるタイミングで、いる量だけ作られる」万能な栄養源です。赤ちゃんとお母さんは繋がっていますよね。飲み残しの無いようにしっかり飲んでもらうことが大切です。

授乳の姿勢も大切です。いつも同じ向きで授乳していませんか?

同じ方向からしか飲まないと、使われにくい乳管が詰まってしまうことがあります。万遍なく全ての乳管(おっぱいが出てくる線)から飲めるように、毎回授乳の姿勢を変えたり、しこりができた部分に赤ちゃんの下あごが来るように体制を整え頻回に授乳します。

哺乳力の問題などで飲み残しがある場合は、空っぽにするのではなくおっぱいが柔らかくなる程度の搾乳も効果がある時があります。

「おにぎり搾り」という搾乳方法です。

    (出典:AMOMA natural care 卒乳・断乳時のケア Jun 20.2014 )

この時、乳輪を刺激するとまたおっぱいが作られてしまうので乳輪は触らず、おっぱい全体をおにぎりを握るように外側から中側に向かって握って搾ることがポイントです。

搾りすぎておっぱいが空っぽになってしまったら、おかあさんの体の中で「あらあらおっぱいが足りなく無っちゃった。又おっぱい作らなきゃ」とおっぱい製造マシーンが働いてしまい、おっぱいがカンカンに張ってしまうことになるので要注意。

搾乳は「おっぱい全体が、少し柔らかくなる程度に」ですよ。

2-2.お母さんの生活、食事の見直し

赤ちゃんの飲み残しなども原因になりますが、意外と見落としがちなのがお母さん自身のセルフケアです。

出産と同時にスタートした母乳生活、頑張りすぎていませんか?

今まで順調に授乳できていた人が急に乳腺炎になったという時には、お母さんが疲れていたり、お出かけして授乳間隔が変わってしまったりなどが理由になることがあるのです。

疲れは万病の元。お母さんには休息が必要です。赤ちゃんは夜中も授乳が必要ですので、お母さんもしっかり眠れませんね。

ここは家事など二の次にして、赤ちゃんと一緒にお母さんも休息しましょう。赤ちゃんのお昼寝に合わせて自分もお昼寝をする。家事は週末まとめて片付ける。できるだけお父さんなど頼れる人を頼ることです。

そして食事、お祝いで美味しいものをいただく機会も増えますが、ほどほどに。食べたものはそのままおっぱいになることを考え、暴飲暴食は避けましょうね。

血液をサラサラにするには「和食」と言われますが、おっぱいも同じです。バランスの良い食事や水分補給も心がけましょう。

2-3.病院、助産院、おっぱいマッサージを利用する

うっ滞している程度でしたら、赤ちゃんの協力や自分自身の手当てで治ることがあります。ただし熱が出たり、触るだけでも痛いという時は医療による手助けが必要です。

よく「おっぱいが張って痛いんです。昨晩から熱も出て…どうしたらいいですか?」そう言ってお電話やメールで相談を受けることがあるのですが、基本、医療は患者さんを前にきちんとみなければ治療できません。

授乳方法があっているのか、どこがどのように炎症を起こしているのか、その程度は?などは実際に見なければわかりませんね。

長く授乳を続けようと思うとおっぱいを大切にし、それなりのメンテナンスが必要。そう思っていただき涙が出るほど痛い時、熱が上がってしんどい時などは迷わず医療機関にお問い合わせいただけたらと思います。保険も適応になりますのでご安心ください。

3.家庭でできる簡単じゃがいも湿布

乳腺炎を治す、緩和するにはいろんな手段があることをお話ししましたが、次はうっ滞が起き始めた時のお家でできるお手当です。

炎症が起きている時は、腰痛で湿布を貼って治すのと同じで、優しく冷やすことで効果があります。

今はソフトタッチの保冷剤などもありますから熱を持ったところを冷やすといいでしょう。

この時に、保冷剤もいいんだけど、あの急に来る冷たさが苦手・・・という方にオススメするのが「じゃがいも湿布」です。

じゃがいもには炎症や痛みを抑える作用、血液の循環を良くする働きがあります。根菜の持つ自然な力で優しく痛い場所を冷やすことができます。

今回はおっぱいに少し熱を持ってきた時、痛みが出てきた時の初期症状に素早く用意できる「じゃがいも湿布」についてご紹介したいと思います。

3-1.用意するもの(じゃがいも湿布2,3枚分)

□じゃが芋中サイズ1 □小麦粉適量(今回は大さじ5)

□お酢 2滴     □ペーパータオル、もしくはガーゼハンカチ

□医療用テープ

3-2.じゃがいも湿布の作り方

用意ができたら早速作ります。綺麗に洗ってから使ってくださいね。

3-2-1.おろし金でおろす

綺麗に洗ったじゃがいもの皮をむき、おろし金でおろします。

3-2-2.お酢と小麦粉を合わせる

お酢をポトポトと入れ、小麦粉を大さじ1づつ入れて混ぜる。

ねっとりまとまる感じに仕上げていきます。小麦粉の量は調整してください。

3-2-3.湿布を作る

ガーゼもしくはキッチンペーパーを広げ、ペーパーの半分程度の範囲に広がるように、スプーンなど使って伸ばす

3-2-4.完成

皮膚に直接当たらないようにペーパーを半分に折り、じゃが芋湿布を包んで完成です。

3-3.じゃがいも湿布の使い方

乳首の部分から雑菌が入らないようにおっぱいの周り、熱を持ったところなどに当てます。汚れてもいい下着の間に挟むか、周りを医療用テープで貼って使用してください。

冷んやりして痛みが和らいでいくと思います。できたら横になってゆっくり休みましょう。

4−6時間ごとに湿布の効果がなくなってきたら交換します。一度に1日分5枚ほど作ってタッパーなど保存容器に冷蔵庫で保存して使っても大丈夫です。

3-4.ご使用にあたっての注意

○じゃが芋から水分が出て来るので下着にシミがつく場合があります。汚れてもいい下着、圧迫の少ない柔らかい下着をつけるようにしてください。

○おっぱいの先が切れているなど、おっぱい自体にトラブルがある場合は傷口から菌が入ることがありますので使用しないでください。

○赤ちゃんに小麦粉アレルギーがある時は米粉で代用できます。

○じゃがいも湿布はあくまで初期の家庭療法の一つです。少し痛みがで始めた時などのお手当と思い、お熱が出た時は病院へ行ってくださいね

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。お芋はどこの家庭にもあるし作り方も簡単です。

実は「ユキノシタ」という植物を使ったり、「里芋シップ」など、他にも自然療法はいろいろあります。

ただ、ユキノシタはなかなかおうちで栽培している方も少ないですし、里芋湿布は「里芋粉」を使用して作るので買ってこないとできません。また、食べる里芋同様に痒くなって使えない人もいます。

毎日のように使う「じゃがいも」がお手軽かなと思います。

使用にあたっては、あくまで民間の自然療法ですので各個人の判断で使用してくださいね。

赤ちゃんに協力してもらう。自分の生活を見直す、お家でのお手当。お熱が出ている、触るのも痛い、そんな時には迷わず産婦人科、助産院の門を叩いてください。

基本、母乳の時間は母と子の蜜月の時間です。おっぱいのケアとお母さん自身もいたわりながら、長く授乳生活を楽しんでもらえたら嬉しいです。

そしてもし、これを読んでいただけたお父さん、近所に赤ちゃんを育てているお母さんがいるわって方がいましたら、どうぞお母さんをいたわってあげてください。

「かわいい赤ちゃんね」と声をかけてあげるだけでお母さんは一人じゃないんだと力を抜くことができます。お父さんが泣いている我が子を抱っこする。少し散歩に連れ出す。こんなことでおかあさんにも少し一人になる時間ができます。

おかあさんが休めるひとときが持てるようなみんなでフォローできる家族、地域社会であってほしいなと願っています。

 

 

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いいだ よしこ

いいだ よしこ

名前:いいだ よしこ。看護師・保育士・ママと子ども舎・共同代表 自身の子育てを始めた時に、本当に必要とされる子育ての場所を作ろうと共同代表やなぎあいこと共にママと子ども舎を設立する。現在は、大阪の産婦人科の子育て支援部門で「子育て応援サロン」「子ども教室」を開催。ママと子ども舎として遠方で通えない全国の人の子育てをサポートするために「おうち子ども教室」も展開している。
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