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ママと子ども舎は保育士・看護師など子育てに関する有資格者による、保育・医療の枠組みから飛び出した 子育てサポートコミュニティです。
妊婦さんから出産・子育てと途切れのないサポート体制で、0〜3歳の親子の教室・子育て応援サロンの開催、子育てにまつわるイベント企画を行います。
子育てとは、ひとりの人間を育むという素晴らしく意義のある大切な仕事です。日々子育てをしているお母さんに、堂々と自信をもって「私たちは素晴らしい仕事をしている」と胸を張ってほしいと考えています。
1.子育ての理想と現実
皆さんは 「赤ちゃん」「お母さん」「子育て」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか。
「生まれるまでは可愛い」「幸せの象徴」などプラスのイメージが強かった人でも、実際子育てが始まってみると、子育てしづらい社会だなぁと感じたことが一度はあるのではないでしょうか。
これにはいろんな理由があると思いますが、大きな理由のひとつに母親の「孤独な子育て」があると考えています。
ひと昔前までは、子どもは同居するおじいさん、おばあさん、近所のおばさん…と、地域の皆に見守られていました。
アフリカには「子どもひとり育てるのには、村ひとつが必要」という諺があるそうです。
これは「親以外に、村中のいろんな人の知恵を持ち寄って子育てしたり、親以外の他人とのつながりがあって初めてこどもも成長していくし、親も親として学んでいくのだ」ということです。
でも、現在は核家族が増え、近所に誰が住んでいるのかもわからない時代です。
お母さんは頼るところや人がなく 子育ての責任が母親ひとりの肩にかかってきています。
母子が1対1で密室育児をしていると、どんなに可愛い我が子でもストレスは溜まります。
赤ちゃんが6ヶ月ならお母さんだって母親歴は6ヶ月です。
子育てでわからないこと、戸惑うことや、自分のペースで生活できず疲れたり、イライラすることがあっても当たり前なのです。
子育てがお母さんひとりの肩にかかっている。
その現実の先にニュースなどで問題になっている虐待や悲しい事件があると思うのです。
2.お母さんって素晴らしく尊い仕事なんです
お母さんも、お母さんになる前はひとりの女性として、例えば、学生時代は努力すれば成績が目に見える形で結果に現れたり、社会人になってからも頑張ればキャリアを積めるし、評価をしてもらえていたはずです。
でも、子育てではどうでしょう。
頑張って作った離乳食を食べてもらえなかったり、一日中抱っこしても泣き止まず思うようにならないことが多いのが子育てです。
勉強や仕事とは違い、努力すればすぐに結果が出るものではないのです。
だけど 母校、母国、母港、母なる大地 マザーテレサこんな言葉を思い浮かべてください。源となる大切な言葉には全て母がついていますね。
どんなに偉い人だって お母さんから生まれてきているのです。命を育む源はお母さんなのです。
改めて「お母さん」を考えた時お母さんってすごいっておもいませんか?
お母さんは お母さんであること自体が尊く、誇りある仕事です。
私たちは子育ては、社会の宝物を育む大切で意義のある素晴らしい仕事だと考えています。
そんな素晴らしい仕事をしているお母さんとともに、子どもたちをゆりかごのようにあたたかく包み込む社会をつくっていきたいと本気で考えています。
3.子どもにどんな未来を引き継ぎたいですか
あなたのお子さんがオトナになる頃にはどんな社会になっているでしょう?
そして、どんな未来を引き継いでいきたいですか?
「オトナってなかなか楽しそう!」とオトナになることに希望を持てる子ども。
「子育ては社会の宝物を育む、大切で意義のある素晴らしい仕事だ」と、親が堂々と自信を持てる社会を引き継いでいきたいと思います。
その為には、まずはお母さん自身が自分らしい子育てができ、イキイキと自分の人生を生きることが大切なのではないでしょうか。
子どもたちは曇りのない眼差しで、私たちオトナのその背中を見ています。
この先私たちの子ども・孫世代になっても「子どもは社会の宝物」として、全ての子ども達が「生まれてきてよかった」と思える社会に一歩でも近づきたい。これが私たちママと子ども舎の願いです